- 歌声に深みを出したい
- 大きな声で歌えるようになりたい
- 力強い声で歌えるようになりたい
こんにちは、VOICETRAINER KOMUROです!
歌をうたうなら大きな声でプロアーティストのように深みがあり、迫力のある歌をうたいたいですよね。
しかし、力任せに声を出しても必要以上に力を入れてしまい、がなり上げてしまいます。
その結果声が割れてしまい、声帯にも大きな負担をかけてしまうので声もすぐに枯れてしまいます。
なので、無理なく声に深みを与えたり迫力のある声で歌えるようになるためには「声を体に共鳴させるトレーニング」を行うことが重要になります。
共鳴トレーニングを行う事により
- 無理なく声大きな声で歌えるようになります!
- 少ない負担で大きな声が出るようになるので声が枯れにくくなります!
- 高い声も低い声も出やすくなります!
- プロのアーティストのように歌声に深みと迫力が出てきます!
- 共鳴腔を駆使する事により、声質を変える事ができるので歌声の感情表現力が増します!
このWEB教材では
- 共鳴トレーニングをするとどのような効果があるのか?
- 声を共鳴できる体の箇所とはどこなのか?
- 共鳴トレーニングの紹介
などについて話していきます。
また、この共鳴トレーニングは普段の会話でも効果を発揮するので一石二鳥なので頑張ってみて下さいね!
あなたの体にもある3つの共鳴腔
さて、歌声を体に共鳴するイメージを掴んだ所で、具体的な説明に移っていきましょう。
人の体で声を共鳴できる空間の事を共鳴腔(きょうめいくう)と言います。
人の体で声を共鳴できるのは以下の3つです。
- 鼻腔(びくう)
- 咽頭腔(いんとうくう)
- 口腔(こうくう)
この3つの共鳴腔にはそれぞれ、特徴がありますので、その特徴を説明すると同時に、具体的なボイストレーニングも紹介していきましょう。
全ての共鳴の基礎となり、高い声が出しやすくなり声にハリがでる鼻腔共鳴
最初に紹介するのは鼻腔です。
鼻腔に声を共鳴させる事を鼻腔共鳴といい、全ての共鳴の基礎となり、高い声が出しやすくなり声にハリがでる鼻腔
鼻腔共鳴をする時は上唇から上の顔半分に声を響かせるイメージを持つのがポイントです。
響かせるポイントが仮面に似ていることから、鼻腔共鳴のことをイタリア語で「マスケラ」とも呼ばれています。
※仮面のように顔の上半分全体に響かせるイメージです♪
それでは早速、鼻腔への共鳴を強化するボイストレーニングを紹介しましょう!
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【動画有り】鼻腔共鳴を高める基礎ボイストレーニング
それでは鼻腔共鳴を高める基礎ボイストレーニングを紹介しましょう。
下の動画をご覧ください。
手順1
子犬の鳴き声をイメージして「ン~」とハミングしてください。
コツは鼻から息を吸い明るくかわいらしい声で発声する事です。
手順2
ハミングしてからから「マア~」と発声しましょう!
響きが落ちて声が重くならないよう注意しててください
このトレーニングの注意点
- 振動を感じようとして、大きな声でハミング(鼻歌)しない。
(上手く鼻腔共鳴できれば小さい声でも振動を感じる事ができます) - 高い音でハミングをしない。
- 力を入れすぎて「ン゛~」としない。
このような状態になると喉を傷めてしまう可能性があるので注意して下さいね!
下の動画をご覧ください!
手順2
「フーン」とハミングをして、鼻に振動を感じたら口をあけて「ミィ」と発声します。
その時に鼻の振動を保ちながら発声しましょう。
「M」の子音は一度ハミングをしてから発声するので、鼻腔共鳴をおこしやすく「イ」の母音は口をあけずに発声できるので鼻腔共鳴を維持しやすい特徴があります。
なので、鼻腔共鳴の基礎トレーニングとしては最適な言葉なんですよね♪
下の動画をご覧ください!
手順3
「ミィ」に慣れてきたら「ミャオ」でも発声してください。
母音の「オ」は大きく口を開けるので鼻腔共鳴を維持するのが「イ」よりも難しくなります。
「オ」と発声してもなるべく鼻の振動が残るようにトレーニングしましょう!
このボイストレーニングの注意点
もし変わってしまう場合は、声が鼻に詰まっているので調整をしましょう♪
主に低音で活躍し、声に深みを持たせる咽頭腔共鳴
次は咽頭腔共鳴です。
咽頭腔に声を共鳴させる事を、生徒さんがイメージしやすいように「胸に声を響かせるように声を出す」と表現をするボイストレーナーもいらっしゃいます。
咽頭腔共鳴は主に低音発声時に使い、音の特徴としては声質が重くなり深くなります。
それでは、咽頭腔共鳴を強化するボイストレーニングを紹介していきましょう!
【動画有り】咽頭腔共鳴を高めるボイストレーニング
まずは動画をご覧ください。
あくびをする前の時のようにゆっくりと息を吸い込んで下さい。
そして、胸に声を共鳴させるイメージを持って「ヒィー」と発声しましょう。
その時に注意して確認していただきたいのでは喉仏です。咽頭腔共鳴を高める時は必ず喉仏を下に下げます。
喉仏の下げ方が分からない方は、あくびをイメージして下さい。
あくびをする前の時のようにゆっくりと大量の息を吸いこむと、自然と喉仏が下がりますのでそれを確認してから「ヒィ~」といいましょう。
女性の場合は男性に比べて喉仏が小さく、目では確認できません。
なので、手を首に押し当てて喉仏の位置を確認をしましょう。
「ヒィ~」という言葉で慣れてきましたら次は「ホ~」という言葉でも行いましょう。
これらが咽頭腔共鳴を高める基礎トレーニングになります。
このボイストレーニングの注意点とポイント
ポイントは、咽頭腔共鳴に鼻腔共鳴を加えることです♪
咽頭腔共鳴に鼻腔共鳴を加えることで低音でもハリのある発声ができるようになります。
また鼻腔共鳴を入れる事により高い声に移りやすいので、低音でも必ず鼻腔共鳴をいれましょう!
主に中音で活躍する口腔共鳴
口腔共鳴は主に中音で活躍する共鳴腔になります。では早速ボイストレーニングを紹介しましょう!
口腔共鳴を高める基礎ボイストレーニング
まずは動画をご覧ください。
手順1
卵を口の中に咥えるイメージを持ち、唇を歯で軽く噛んで口腔内の空間をしっかり確保して「ン~」と言ってみて下さい。
口の中にビリビリとした振動を感じられればOKです!
口腔共鳴のポイントは先に説明した、鼻腔や咽頭腔にも共鳴させる意識を持つことです。
そうすることで、より声に深みがまし、声量もあがり高い声も低い出やすくなります。
手順2
それに慣れてきたらハミングで共鳴を感じてから口を開けて「マァ」と発声しましょう。
「マァ」と発声しても口腔に振動を感じられたら成功です。
ぜひ頑張ってみて下さい!
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3つの共鳴腔を音の高さによって使い分けよう
これまでで鼻腔、咽頭腔、口腔の共鳴の説明と基礎のボイストレーニングを紹介しました。
次は、
それらの共鳴腔を使い分けるボイトレを紹介していきましょう。
このコラムの前半でも説明しましたが、
- 口腔⇒主に中音で使用する
- 鼻腔⇒主に高音で使用する
- 咽頭腔⇒主に低音で使用する
というそれぞれの共鳴腔には特色がありましたね。
歌というのは激しく音程が上下します。
なので、
その音程の上下に合わせて瞬時に共鳴させる共鳴腔を使い分ける必要があるのです。
この話しをすると
と不安になる人も多いのですがご安心下さい。
先に紹介したそれぞれの共鳴腔の基礎トレーニングをしっかり行っていれば比較的簡単にコツを掴めると思います。
では、早速紹介していきましょう!
【動画有り】高い声が出やすくなる共鳴腔移動の基礎トレーニング
鼻腔・口腔・咽頭腔を鍛える基礎トレーニングができるようになったら3つの共鳴腔を歌で使えるようになるために「ヒィ」と「オー」という言葉を使った実践的なボイトレを紹介しましょう!
【参考動画】
- 「ヒィ」は鼻腔に響きやすく
- 「オー」は「咽頭腔」に響きやすい
という特徴を利用して音の高さに合わせて響かせる共鳴腔を移動させていきます
注意点としては、
口腔共鳴のボイトレの時にも話しましたが音が低くなり咽頭腔共鳴に移っても鼻腔共鳴もキープしてください。
そうすることで低音でもハリのある発声ができるようになる上に、高音にに移りやすくなります!
【動画有り】音の高さによって3つの共鳴腔を使い分けるボイストレーニング
「ヒィ」「アー」「オー」という言葉を使い、3つの高さの事なる音を使い各共鳴腔の移動をします。
まずは動画をご覧ください。
「ヒィ」は鼻腔「アー」は口腔「オー」は咽頭腔に響きやすいという特徴を利用して
- 「ヒィ」⇒高い音(鼻腔に共鳴させる)
- 「アー」⇒真ん中の音(口腔に共鳴させる)
- 「オー」⇒低い音(咽頭に共鳴させる)
と音の高さに合わせて言葉を変え響かせる共鳴腔を移動させます
音の順番としては
- 「ヒィ」⇒高い音(鼻腔に共鳴させる)
- 「アー」⇒真ん中の音(口腔に共鳴させる)
- 「オー」⇒低い音(咽頭に共鳴させる)
- 「アー」⇒真ん中の音(口腔に共鳴させる)
- 「イー」⇒高い音(鼻腔に共鳴させる)
となっているので音の高さによって声を共鳴させる位置を変えていきましょう。
このボイトレになれてたら、
- 「オー」⇒低い音(咽頭に共鳴させる)
- 「アー」⇒真ん中の音(口腔に共鳴させる)
- 「ヒィ」⇒高い音(鼻腔に共鳴させる)
- 「アー」⇒真ん中の音(口腔に共鳴させる)
- 「オー」⇒低い音(咽頭に共鳴させる)
- 「ヒィ」⇒高い音(鼻腔に共鳴させる)
- 「オー」⇒低い音(咽頭に共鳴させる)
- 「アー」⇒真ん中の音(口腔に共鳴させる)
- 「ヒィ」⇒高い音(鼻腔に共鳴させる)
など、音の順番を変えてトレーニングしましょう!
そうすることで共鳴腔の移動のレベルが上がり、歌が上達していきます♪
このトレーニングの注意点
注意点としては音が低くなり口腔・咽頭腔共鳴に移っても鼻腔共鳴もキープしてください。
そうすることで低音でもハリのある発声ができるようになる上に高音にに移りやすくなります!
また、
歌になると、様々な音程の組み合わせ。
母音、子音の組み合わせが出てきますので、共鳴腔を変える難易度が高まってきます。
そして、それは各曲によってそれぞれ違ってきます。
なので、
まずは一つの「ヒィ」「アー」「オー」という各共鳴腔に響かせやすい言葉を使って基礎力磨いていきましょう!
全共鳴腔を利用し力強い高音を作るボイストレーニング
次は「ヒィー」「アー」「オー」に「エー」を加えて力強い高音を鍛えるボイトレを紹介します!
まずは動画をご覧ください。
- 「ヒィ」は鼻腔
- 「エー」「アー」は口腔
- 「オー」は咽頭腔
に響かせやすい特徴があるので高音で音は変えずに順番に言葉を変えていき、全共鳴腔に声を響かせます。
このボイトレで強い高音を鍛えることができるので頑張ってみてください!
更に高度な共鳴トレーニングに関して
さて、ここまでで各共鳴腔のトレーニングと、音によって共鳴腔を切り分けるトレーニングの基礎を紹介してきました。
ここで、みなさんにお伝えしておきたい事があります。
各共鳴腔の説明をする時に「主に」という言葉を使ってきました。
これはどういう事かと言いますと、本来であれば、どの音の高さでも全共鳴腔を使わないといけないのですが、初期の段階では各共鳴腔の特徴を顕著に感じていただく為に音の高さによって共鳴腔を使いわける説明をさせていただきました。
また、それぞれの曲の求められる声質や雰囲気に合わせて、音の高さは関係なく使用する共鳴腔を使い分ける事もあります。
例えば、
曲の雰囲気が壮大でメッセージ性の強い曲があったとしましょう。
そういう場合は、歌声に重さと深みを加える為に高音部でも咽頭共鳴を使う場合があります。
曲の雰囲気が爽やかでノリのいい曲があったとしましょう。
そういう場合は、歌声に明るさを咥える為に低音部でも鼻腔共鳴を使う場合があります。
そして、人それぞれ生まれ持った声の太さや重さが違います。
- 生まれ持った声の質が太く、重い方は全体的に鼻腔共鳴の割合を多くする。
- 生まれ持った声の質が細く、軽い方は全体的に咽頭共鳴の割合を多くする。
などです。
人によって使う共鳴腔のパターンが違うケースも往々にしてあるんですね。
他にも共鳴腔の使い方に関して説明する事は多く、また応用的な使い方も多数存在します。
なので、
人によって必要なトレーニングを的確に判断し指導するのがボイストレーナーの仕事です。
体験レッスンもあるので下記リンクでレッスンの詳細を案内していますので興味のあり方はぜひご覧下さい!
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