音痴を克服・歌の苦手意識を直す為には!!
  • 歌が大好きだけど苦手!
  • 音痴を克服したい!
  • 一度でいいから気持ちよく歌えるようになりたい!

こんにちは、VOICETRAINER KOMUROです!

「歌が大好きだけど私は音痴だから憧れのアーティストみたいに歌う事は一生できないだろうな...」

そんな風に考えてしまっているなら、このコラムをぜひ読んでみて下さい♪

 

今まで1,000人以上の生徒さんをみてきていますが、歌は正しい順番・正しい方法で練習すれば必ず上手くなるので安心してください♪

 

「私は歌が苦手なので音痴を克服したいんです・・・ 」

 

ボイストレーニングと聞くと、プロの歌手を目指す人が受けるというイメージを持っている人も多いと思いますが、歌が苦手なので克服したい」という気持ちで受けに来て下さる生徒さんも大勢いらっしゃいます 。

 

 

そういう方達は、

 

「一度でいいから大好きな曲気持ちよく好きな歌を歌ってみたい」
「会社の付き合いや忘年会などでカラオケで歌わされるので自信を持って歌えるようになりたい」

 

という目標をもってボイストレーニングを一生懸命頑張っています!

 

 

ここで一つみなさんにお伝えしたいのですが、

私は今まで数多くの生徒さんの歌声に関与してきたのですが「音痴」と呼べるような人はいませんでした 。

 

なので、あなたの歌の苦手意識を解消し、どうすれば歌が上達するかを知るために「音痴」という言葉について一緒に考えてみましょう♪

 

そもそも音痴な人っているの?

まず、大前提として「音痴」とはどういう状態を指すのかを整理してみましょう。

 

一般的には音痴とは「大脳の先天的音楽機能不全 」と解釈・説明されている事が多々あります。

 

簡単に説明すると、「生まれながら脳の働きとして音楽や音程を認識・コントロールする働きが欠如している」という事になります。

 

しかし、
冒頭でもお話ししましたがそのような方はほとんどいませんでした。

 

 

これから説明する、いずれかの項目に関して苦手な所があるだけで 歌に苦手意識をもっているだけ。

 

正しい順番・正しい方法でトレーニングすればどんどん歌が上達していく人ばかりでした!

 

それでは、詳しく説明していきましょう。

 

と、

具体的な話しに入る前にもう一つお伝えしておきたい事があります。

 

幼少期や学生時代のトラウマは忘れてください!

「私は音痴だな~、歌が苦手だな~」とコンプレックスを持っている方のほとんどが幼少期、学生時代に歌に関するトラウマを持っています。

 

音楽の授業などで、大勢の人の前で先生や友達に「音が外れてるよ!」などと指摘されたり、友人に「歌が下手だね」と言われた経験などですね。

 

 

でも安心して下さい!!!

そういう方のほとんどが、歌うための声の出し方・発声方法を知らないだけです。

 

学校の音楽の授業では、ボイストレーニングをすることもありませんし、あなたに「歌が下手だね」と言った友人もボイストレーナーではありません。

 

 

生まれながらにして歌に適した体を持った人もいるので、特別な練習やトレーニングをしなくても高い声が出たり歌が上手い人がいるので

 

歌は生まれながらの才能で、自分は一生歌を上手に歌うことなんて無理なんだ!

と考えてしまうと思いますが、

 

 

正しい順番・正しい方法でボイストレーニングをすれば

  • 音を外すこともなくなります!
  • 大きな声で歌えるようになります!
  • 高い声も出るようになります!
  • 低い声もでるようになります!
  • 声も枯れにくくなります!
  • リズム感も鍛えることができます!
  • 感情豊かに歌えるようになります!
  • 好きな歌を気持ちよく歌えるようになります!

 

なので、
諦め意識を持たずにこれから紹介する項目をしっかりと読み、「私はこの症状があてはまってるかも!じゃあそれを直せば歌は上達するんだ!」と前向きな姿勢で読んでみて下さい!

 

高い声を力づくで出そうとしてしまう人

最近流行ってる曲はとにかく高い音が多いので、これが原因で自分を音痴・歌が苦手だと思い込んでいる人が多くいらっしゃいます。

 

高い声が出ないのと音痴なのは別問題なので安心してください!

 

高い声が出なくて歌えないのであれば高い声が出るようなトレーニングをすればいいだけの話しなんです♪

 

  • 高い声が出ない・苦しくなる
  • 高い声で歌うとすぐに声が枯れてしまう
  • 高音で音が外れる
  • 高音になると叫ぶように歌ってしまう
  • 高音になると声が裏返ってしまう

 

という方は高い声を無理矢理力づくで出そうとしてしまっています!

 

 

高い声を出す時は、普段の話し声ではなく歌うための発声方法を身に着け切り替える必要があります。

 

発声を切り替えずに高い声を出そうとすると体中に力みが入り声が出にくくなっていきます。

それを力づくで無理矢理出そうとするから上手く歌えないんですね。

 

歌うための発声方法身に着けるためには

 

  • 歌う上で無駄な力みを取りながら
  • 歌うための体作りをして
  • 歌うために必要な力を入れていく

 

という順番でボイストレーニングをしていけば自然と高い声がでるようになってきます!

 

大きな声が出せない人

単純に大きな声で歌えないという理由で自分を歌が苦手だと思い込んでいる人が多くいらっしゃいます。

こちらは特に女性に多いです。

 

大きな声が出ないのであれば声量を鍛えるボイストレーニングをすればいいだけので安心してください♪

 

声量を上げるボイストレーニングは

 

  • 腹式呼吸に代表されるブレスコントロール
  • 息をしっかりと歌声に変える声帯トレーニング
  • 歌声を体に響かせて声量を上げる共鳴トレーニング

 

がありますが、単純に大きな声で歌うという事に慣れていない人がほとんどです。

 

そして、「大きな声で歌って音を外したら恥ずかしい!」と無意識な内に自分に制限をかけている人も多くいらっしゃいます。

 

なので、まずは大きな声で歌う事に慣れて下さい。

 

もっと具体的に言えば、一人でカラオケ屋などに行って誰に気兼ねする事なく思うように歌ってみて下さい。

 

「一人でカラオケに行くのは抵抗があるし、お店にも迷惑じゃないかな~」と思われるかもしれませんがご安心ください。

 

みなさんも言葉は聞いた事があると思いますが、「一人カラオケ」が流行っています。

 

「一人カラオケ」とは1人だけの小さい個室に入り、ヘッドフォンを付けて歌う業態のカラオケ屋の事を指しているのですが、一般のカラオケ屋も積極的に受け入れてくれます。

 

お店側も空室を遊ばせているよりは、1人でもカラオケを楽しんでくれるお客さんがいた方が嬉しいんですよね。

 

私も昔はよく1人でカラオケ屋に行っていまし、今もたまに最新のカラオケ環境を知る為に1人でいきますが大丈夫です!

 

場所によってはドリンクバーを付けても1時間600円ぐらいの所もあるのでまずは、一歩前に踏み出す勇気を持って1人でカラオケ屋に行き好きな歌を思いっきり歌う事から始めてみて下さい♪

 

単純に歌う回数が足りていない

歌が苦手だと思い込んでいる人の中には、単純に歌う回数が足りてない人も多くいます。

 

歌を上達させるためにボイストレーニングをする事ももちろんですが歌う回数を増やせば体も声の出し方を覚えて上手くなっていきます♪

 

しかも本格的に歌おうとするのではなく、毎日お風呂に入っている時にや家事をしている時などに小さい声で歌ったり鼻歌を歌うだけでも少しは歌が上達していきます!

 

先にお話しした1人カラオケなどを利用するのもいいですね♪

 

まずは、

 

歌が苦手だと思い込んでいる⇒歌う回数が減る⇒体が声の出し方を忘れる⇒歌が下手になる

 

という負のスパイラルから抜け出して、少しずつでも歌う回数を増やしてみましょう!

 

歌う事に集中しすぎて、聞く事をおろそかにしてしまっている人

歌が苦手なひとは声をだすことに集中してしまうケースが多々あります。

 

しかし、歌うという事は音的にもリズム的にもその他の楽器と協調する、ハーモニーを生み出すという事。

 

なので、歌う事に全意識を集中するのではなく、周りの音を聞く事に意識を向ける事も非常に重要になってきます♪

 

事音を外しやすい人やリズムが苦手な人、平坦にしか歌えない人なども自分の声や周りの音を注意深く聞く事によって症状が改善されるケースが多々あります 。

 

よく、「歌が上手い人は耳がいい」という言葉が使われますが、耳を鍛える第一歩もまずは、自分の声と共に周りの音に意識を傾ける事から始まります。

 

聞く事に意識を傾ける、耳を良くするなどという話しをすると、聴音やイヤートレーニングなどの紹介が多くなされていますが、このWEB教材ではもう少し取っつきやすい方法を紹介していきましょう。

 

大好きな曲でいいので繰り返し聞いてみましょう!

まずは、みなさんの大好きな曲でいいので、徹底的に繰り返し聞いてみましょう。

 

その時のポイントですが、歌だけではなく周りにどんな楽器がどんな音色でどんなフレーズを演奏しているかという事に意識を傾けてみましょう。

 

(こういう『弾いてみた動画』は楽器の音が強調されているので音楽の勉強には最適です!)

 

普段、歌を聞くと言っても大まかにしか聞いていない人がほとんどです。

音楽をやった事がない人はギターとベースの音色の判断も付かないと思いますが、それでも構いません。

 

楽器の種類が判別できなくてもいいので、それぞれの楽器の音に意識を傾けて繰り返し聞いてみるのです。

 

そして、それらの楽器が歌とどのように絡み合っているのかを感じながら聞いてみましょう。

 

そうすると、

 

  • 「普段は感じなかったけれど、こんなにたくさんの音が鳴っているんだ」
  • 「歌に合わせてこういう音色が絡み合っていたんだ」
  • 「曲の盛り上がりに合わせてリズムが盛り上がっていってる」
  • 「歌い出しのタイミングを楽器が教えてくれてるんだ」
  • 「歌の音程と同じ音を鳴らしてくれてる楽器があるんだ」

 

など普段気にすらかけていなかった事にたくさん気付くはずです。

     

    まずは、歌の周りでどんな楽器がどんな演奏をしているか?

    この事を中心に意識を傾けながら歌ってみて下さい。

     

    自分の歌声に耳を傾けよう!

    自分の歌声に耳を傾ける事も重要です。

     

    普段は自分の歌声を聞く事に意識が行っていない人がほとんどなので、集中して意識を持っていきましょう 。

     

    どうしても自分の歌声を注意深く聞くという感覚がつかめない人は、少し恥ずかしいとは思うのですが、バケツをかぶりながら歌ってみましょう。

     

    自分が歌った声がバケツに反響して、普段よりも大きく自分に聞こえてきます!

     

    また、
    歌声を録音して聞くのも効果的なトレーニングになります。

     

    普段自分が感じている声と録音して聞く声にはかなり違和感を感じるので録音して聞く事に抵抗を感じる人もいますが、歌を上達させる為には避けては通れない道だと思って挑戦してみて下さい。

     

    この歌声を録音して聞くというプロセスは非常に重要で、歌を上達させようと思っている人はプロのアーティストでも必ず行っています。

     

    私も今だに、自分の日々のボイストレーニングと並行して、歌声を録音して聞いて改善するというプロセスを毎日続けています。

     

    今はスマートフォンも普及していて、無料で録音できるアプリもありますのでまずはそこから挑戦してみましょう!

     

     最後に

    歌は正しく練習をすれば必ず上手くなっていきます。

    あなたの「歌が大好き!!」という気持ちを諦めないで下さい!

    練習の結果今まで自分が出した事の歌声で歌えた時は体が震えるほどの感動がまってますよ♪

    今回のWEB教材は自分を音痴だと思っている人、歌が苦手だと感じている人の為になるべく簡単で実践しやすい方法を紹介しました。

    これらを実践するだけでも少しずつ改善されてくると思います。

     

    実際に私の生徒さんの中にも、自分は音痴で歌が苦手だと思っていた人が歌が上達し、嬉し涙を流した人や、カラオケ所かライブハウスに出演して人まで歌うまでになった人もたくさんいます。

     

    なので、「音痴は克服できない、歌は生まれつきの才能なんだ・・・」と諦めずに挑戦し続けて下さい♪