高い声で歌う時に口が横に開いていませんか?

昨日はボイストレーニングのレッスンを終え、その足でお呼ばれしている音楽イベントで歌ってきました!

(クリスマスソングを歌うのは昨日で最後かな~)

 

高い声で歌う時にチェックするポイントはたくさんあるのですが、昨日レッスンした生徒さんに指導したポイントが多くの人に当てはまるので、みなさんにもお伝えしたいと思います。

 

 

高い声で歌う時に口が横開きになっていないか?

曲を歌う際に、高音部分で普段よりも口が横に開いていませんか?

 

歌っている姿を鏡で見ながらチェックしてみて下さい!

 

 

力み癖がある人のほとんどがこの症状に陥っています。

 

高い声を出す時に口を横に開いてしまうと喉仏が過剰に上がる上に、声帯も硬直し、舌も力む上に顎や首回りに筋肉も過度に緊張してしまいます。

 

いわゆる「喉締め声」という状態になり、高い声が出なくなるばかりか、喉も枯らしやすい状態になるのでいい事が1つもありません。

 

 

もし口が横に開いてしまう場合は手で口を縦に開くようおさえて、口が横に開かないようにしましょう。

 

そうすると物理的に口が横に開けなくなるので悪い癖が修正されていきます。

 

 

そして、手で口を縦に開くようにおさえた時に歌声が不安定になったり、裏声になってしまう人もいますがそれでOKです。

 

そのような状態になる方は、本来歌う上で使ってはいけない力の入れ方をしている(無駄な力を入れてしまっている)証拠です。

 

最初はしっかり声が出なかったり歌いづらいかと思いますが自転車の補助輪のように手で口を縦に開くようおさえる事で正しいフォームを体に覚えさせる事ができます!

 

 

これは歌う時だけじゃなく、ボイストレーニング時にも有効なのでぜひ試して下さい!