12月も終わりに近づきみなさんどうお過ごしでしょうか?
私も残す所、27日に後音楽セッションに参加させていただき今年のレッスン、舞台ともに終了となります。
日々レッスンをする傍らで、大小合わせると12月だけで7本の舞台や音楽イベントに参加させていただいたのですが、常に気になっていたのがやっぱり『声のコンディション』ですね。
声のコンディションを保つ為には様々な事に気をつけなければいけないのですが、今日はその中の1つを紹介しようと思います。
声も運動と一緒! 準備運動が非常に重要です!!
【参考動画】
私は常々、「歌はスポーツと似ている」と話しているのですが準備運動が非常に重要という点はスポーツと似ています。
ストレッチや軽い運動をせずに、いきなり激しい運動やスポーツをすると思うように体が動かないだけでなく怪我をしたり体を痛めてしまう事もありますよね。
声も同じです。
いきなり大きな声や高い声をガンガン出すと、上手く声が出ない上に、痛めやすくなります。
そうならないようにゆっくり声をあたためていくのですが、私が普段行っている声の準備運動を紹介しておきます。
私は起きてからすぐにシャワーを浴びるのですが、そこで
- リップロール
- タングトリル
- ファルセット
- ハミング
- 舌を動かすボイストレーニング
などをします。
以前にも書きましたが、シャワーを浴びている時は湿度も温度も高いので声を出すにはいい環境なんですね。
特に冬場は空気も乾燥しているので、シャワーを浴びながら声の準備運動をするのはいいんですよね。
シャワーを浴びてからも、ご飯を作りながらとか歩きながらとか10秒などの短い時間でも準備室運動をちょくちょくをやります。
そして、
「喉が少しあったまったかな~」と思いだしたら
- 「マァ」
などの強めの声を出していきます。
そうすると、ある程度声もあたたまっていますので本格的にボイストレーニングをする時や歌う時にはある程度いいコンディションで始める事ができます。
声の準備運動をする時に注意して欲しいのが
- 小さな声で
- 適度な音の高さ
行うようにして下さい。
そうすると適切に声を準備する事ができます。
準備運動の段階で「大きな声」で「喉に負担がかかるほどの高い声」を出してしまうと喉を痛めてしまうのでくれぐれも注意して下さいね!
「声の準備運動」
を意識するだけで、いいコンディションを保つ事ができる上に高いパフォーマンスを発揮する土台になりますのでみなさんもぜひ意識してください!